Google Developer Group GuangzhouのHebe Heさんに聞く:コミュニティを築く思い
Google Developer Groups(GDG)は、世界中の開発者コミュニティの中でも最大規模を誇るネットワークです。各グループには、地域の開発者コミュニティのニーズを考慮してイベントを企画するオーガナイザーがいます。この記事では、中国閑南のGDG広州のオーガナイザーであるHebe Heさんにインタビューし、彼女がコミュニティをどのように構築しているのか、イベントのアイデアをどう考えているのかなどを伺いました。
Hebe Heさんの自己紹介
「私は広州出身のHebeです。GDG広州のオーガナイザーであり、Women Techmakers(WTM)のアンバサダーも務めています。中国の新たな電気自動車ブランドで、インターネット車両のインテリジェントビジネス運営を担当しています。私は比較的社交的で、職場や他の活動を通じてさまざまな人々と関わることが好きです」とHebeさんは自らを紹介しました。
Google Developer Groupsを知った経緯
Hebeさんは、「2014年に偶然GDG広州のDevFestに参加し、GDG広州の創設者に出会いました。その後、創設者の会社に参加し、GDGプログラムでボランティア活動を行いました。2017年には、既存のオーガナイザーたちから私の能力と貢献への意欲を評価され、正式にオーガナイザーになりました」と経歴を語りました。
広州の開発者コミュニティについて
「私たちのコミュニティには、才能があり情熱的なすばらしいメンバーがいます。彼らの中には無限の可能性を感じています。毎回のイベントに対して興奮し、Googleの技術革新に対して魅力を持ち、特にAndroidやKotlin、Flutterに興味を示しています」とHebeさんはコミュニティについて語ります。
コミュニティイベントの特徴
「私たちはイベント参加者からのフィードバックを非常に重視しています。参加者はさまざまなトピックに興味を持っています。そのため、一般的にイベントの15%は起業家精神やビジネスマネジメント、キャリアなどの非技術的なトピックをカバーしています。DevFestのような大規模なイベントでは、非技術的なコンテンツを約30%に増やすことがあります」と説明しました。
現在のGDG広州の注力点
「私たちは、活動の質を向上させることに大半のエネルギーを注いでいます。参加者のインタラクションを強化するために、イベントにさまざまな要素を加えるように努めています。また、ゲストやテーマの質を向上させ、イベントの詳細、発表、登録、チェックインにもより注意を払っています」とHebeさんは述べました。
思い出に残るイベントの経験
「私が一番心に残っているのは、WTM広州の構築です。初めてのイベントには80人の開発者しか来なかったのですが、最近では500人以上に達しました。これは私たちのイベントへの認識とサポートの現れです。毎年多くの人々が参加してくれ、友達を参加させるように促してくれる声もあり、私たちのイベントに招待されることを名誉に感じてくれています」と振り返ります。
GDG広州の今後と成長の可能性
「私たちのコミュニティにはまだ成長の余地があります。広州の魅力を反映したGDGをさらに発展させ、スピーカーが共有する経験やコミュニティユーザーの価値を蓄積するためのより良い方法を見つけられることを望んでいます」と述べました。
結びに
Hebe Heさんのようにキャリアを成長させ、コーディングの知識を深めたい方は、お近くのGoogle Developer Groupに参加してみてはいかがでしょうか。共に学び、成長できる素晴らしい機会が待っています。