Google Workspace Marketplaceの新機能とアプリの価格設定
2021年10月13日、Google Workspace Marketplaceは新たな機能を発表しました。この新機能により、開発者はアプリの価格設定や更新日を表示することができるようになりました。これにより、ユーザーは自分のニーズに合ったアプリを見つけやすくなります。
背景と重要性
Google Workspace Marketplaceは、11年以上前に立ち上げられ、現在では3億人以上のユーザーが利用しています。これまでにおよそ4.8億のアプリがインストールされており、5300以上の公開アプリが提供されています。この需要は、エコシステムの革新を促進しています。
アプリの価格設定
新しい価格設定オプションによって、開発者は以下の4つのモデルを選択できるようになりました:
- 無料
- 有料(無料トライアルあり)
- 有料(無料機能あり)
- 有料
開発者は、Google Workspace Marketplace SDKの「ストアリスティング」タブでこれらの設定を行うことができます。これにより、ワークスペースの管理者やエンドユーザーも、自分に合ったアプリをより簡単に評価できるようになります。
アプリの更新情報の表示
アプリのリストや設定が更新されると、管理者やユーザーはそのアプリの最終更新日を簡単に確認できるようになりました。これにより、アプリがどれだけ最近更新されたかを知ることができ、信頼性の判断に役立ちます。
Editor’s Choiceセクションの追加
また、新しく追加された「Editor’s choice」セクションでは、特に推奨されるアプリが3つのカテゴリーに分けられ紹介されています:
- Work from everywhere:組織の生産性を向上させるためのアプリ。
- Business essentials:ワークフローの生産性を向上させるためのアプリ。
- Apps to discover:新しく革新的なアプリ。
この新セクションに掲載されるアプリについては、特定の基準を満たす必要があります。この情報は、Google Workspace Marketplaceの公式サイトで確認できます。
今後のアップデート情報
Google Workspaceプラットフォームに関する今後のアップデートや新機能については、開発者ニュースレターに登録することをお勧めします。さらに、Next ’21イベントでは、最新のアップデートに関するセッションやデモが行われる予定ですので、ぜひ参加してみてください。
まとめ
Google Workspace Marketplaceは、アプリ開発者にとっての重要なプラットフォームであり、新しい機能追加や価格設定によって、ユーザーが求める情報が簡単に得られるようになりました。これからも、さまざまな革新が期待されますので、常に最新の情報をチェックし、最適なアプリを見つける手助けをしていただければと思います。